2010年10月

 霞ヶ丘アパートメントでお月見

2010.10.2

霞ヶ丘団地の広場でお月見

 我々は先約があったので、6時前頃に遅れて着きました。ちなみに、7時頃登場1人。ちょうど終ったところでこれから行きますと電話があったの1人。給水塔のすぐ横にブルーシートがひかれ、渋谷川メンバー5人と霞ヶ丘団地の甚野公平さん、隣のマンションの女性が暗闇の中に顔が見えました。ガスコンロの鍋からは芋の子汁が湯気をたてていました。

 甚野さんが1時間程、子供の頃に遊んだ渋谷川の思い出を語ってくださり、その様子は有馬さんがカメラにおさめてくださったそうです。川のそばには大きなケヤキの木が何本もあり、梟も鳴いていたとか。とても臨場感があり、当時の川の様子が目に浮かんだと牧野さんから聞きました。

 最初、お月見かあ、めんどくさいなあと思ったのですが、石井さんの「小さい活動をいっぱい積み上げて行くことが大事ですね」という言葉に背中を押されました。霞ヶ丘団地の広場は桜の木もたくさんあり、ジャングルジム、滑り台などの遊具もあります。もしまたここで宴会?をすることがあれば、小さい子供を連れて来ても遊ばせらるし、場所としてはとてもいいところ。

 4時頃は蚊の大歓迎にあい、大変だったそうですが、風がひんやりした6時頃には一匹もいなくて快適でした。虫の音も心地よく、これぞ日本の秋!竹下通りも昔、川が流れていた。あそこを開けるのは絶対無理だな、という話になったとき、笹山さんが「でも、それって、原宿に集まってくる人たちに、ここに川を復活させることをどう思いますか、可能だと思いますか、賛成ですか、反対ですか、とかは何もまだ調べてないんだよね。聞いてみたら案外若い人たちは賛成かもしれないんだよね」 う~ん、そうか、竹下口に降りて竹下通りに向う若者達に片っ端からアンケートをとるのも面白いかも。それが、え~っ、ここに川が流れていたんだ~ということになり、広報としても効果的。我々の活動としても、人の意識を変えて行く一助になるなぁ。

 お月さまは9月23日の頃ならばっちり見えたそうですが、この日は残念ながら広場からは見えませんでした。虫の音を聞きながら、地面に座って、食べて、飲んで---、それなりに、なかなかいい集まりでした。これからも「出来る人が出来ることを」「小さな活動を積み上げて」いきましょう!